パーソナルコンディショニングジム REXSTのロゴマーク | REXST

股関節の「内旋」が腰痛を救う?見落としがちな股関節内旋可動性の重要性

大阪・蒲生エリア、蒲生四丁目のパーソナルコンディショニングジムREXSTです。

「腰が痛いなら、股関節を柔らかくしましょう」

健康に気を遣っている方なら、一度はこのアドバイスを聞いたことがあるはずです。

そして多くの方が、お風呂上がりに一生懸命「開脚」をしたり、あぐらをかくような姿勢で股関節を外側に広げるストレッチ、前屈のストレッチに励んでおられるかと思います。

しかし、「股関節は柔らかくなったはずなのに、腰痛が治らないな…」という方も少なからずおられるのではないしょうか?

実は、人間の歩行や動作の安定において、見落とされがちでありながら重要な役割を果たしているのは、内に捻る「内旋(ないせん)」の可動性なのです。

今回は、なぜ股関節の内旋が腰痛を救う鍵となるのか、そのメカニズムを理論的側面から深く掘り下げて解説します。

股関節の「内旋」:隠れた重要ムーブメント

まず、解剖学的な定義を確認しましょう。股関節の内旋とは、骨盤に対して大腿骨(太ももの骨)を内側に捻る動作、あるいは足が地面に固定された状態で骨盤を前方に回旋させる動作を指します。

一般的に、股関節の柔軟性といえば「開脚」や「あぐら」のような外旋、前屈のような屈曲ばかりが注目されます。しかし、日常生活の主役である「歩行」において、私たちは一歩踏み出すたびに、無意識のうちに股関節の内旋運動を繰り返しています。

この内旋可動域が制限されると、身体は代わりの動き(代償動作)を求めます。その代償を一身に受けてしまうのが、股関節のすぐ上に位置する「腰椎(ようつい)」なのです。

ジョイント・バイ・ジョイント理論から紐解く腰痛

身体の不調を理論的に考える上で欠かせないのが、マイケル・ボイル氏らが提唱した「ジョイント・バイ・ジョイント理論(Joint-by-Joint Theory)」です。

これは、人間の身体は「可動性(モビリティ)を担う関節」と「安定性(スタビリティ)を担う関節」が交互に積み重なっているという考え方です。

  • 腰椎(腰): 安定すべき関節(Stability joint)
  • 股関節: 動くべき関節(Mobility joint)

この理論に従えば、股関節はあらゆる方向に大きく動くべき「可動性の要」です。もし股関節が、特に内旋方向への可動性を失うと、身体は動かない股関節の代わりに、本来「安定すべき」場所である腰椎を動かそうとします。

腰椎の回旋可動域の限界

驚くべきことに、腰椎(5つの腰の骨)が回旋(捻る)できる角度は、合計してもわずか5~13°程度しかありません。1つの関節につき、わずか1~2°しか動かない構造なのです。

対して、股関節の内旋の正常な可動域は35~45°です。

股関節が「内旋」できなくなると、腰椎はその構造上の限界を超えた捻れを強いられます。これが、慢性的な腰痛や椎間板へのストレスを引き起こす理論的な背景です。

歩行のバイオメカニクス:内旋が機能する瞬間

なぜ「内旋」がそれほどまでに重要なのか。その理由は、歩行時の「立脚中期から後期」のメカニズムにあります。

私たちが歩く際、片足が地面に着き、その足の上に体重が乗り、後ろへ蹴り出すまでの過程(立脚相)において、骨盤は支持脚の大腿骨に対して相対的に前方へと回旋します。この時、股関節には強力な「内旋」の力が加わります。

  1. 内旋が十分な場合: 股関節が滑らかに回転し、骨盤と上半身はスムーズに前方へ進みます。
  2. 内旋が制限されている場合: 股関節で回転が止まってしまうため、骨盤を無理に前に進めようとして、腰を反らせたり(腰椎の過伸展)、腰を無理に捻ることで動作を完結させようとします。

「歩くと腰が痛くなる」という現象の多くは、歩行のたびに腰椎が股関節の身代わりとなって動かされ、微細な損傷を繰り返している結果なのです。

理論に基づく改善への視点

内旋可動域を取り戻すためには、単に筋肉を伸ばす「ストレッチ」だけでは不十分です。REXSTでは、以下の3つのレイヤーで改善を考えます。

① 関節包のモビリティ(物理的なスペース)

股関節を包む膜(関節包)自体が硬くなっている場合、いくら筋肉を伸ばしても骨の動きは改善しません。大腿骨頭が関節の中で正しく「滑り・転がり」運動ができるよう、物理的なスペースを確保する必要があります。

② 拮抗筋の抑制

股関節を外旋させる筋肉(お尻の深層にある筋肉群)が過剰に緊張していると、ブレーキがかかった状態になり、内旋は行えません。これらの緊張を解く「抑制」のプロセスが必要です。

③ モーターコントロール(脳の再教育)

可動域が広がっても、脳が「内旋という動き」を忘れていれば、歩行は変わりません。広がった可動域の中で、正しく筋肉を働かせるための神経系の再教育(モーターコントロール)が、腰痛という結果を変えるための最終ステップとなります。

まとめ:腰痛を「機能」から捉え直す

腰痛は、腰そのものに原因がないこともあり、上下の関節の機能不全によって引き起こされる「結果」であることも少なくありません。

今回のような「股関節の内旋」という、一見地味で目立たない動きの欠如が、日常で歩くたびにあなたの腰を長年苦しめている可能性もあります。

「自分の股関節がどうなっているのか分からない」「ストレッチをしているけれど一向に良くならない」という方は、ぜひ一度、蒲生四丁目のREXSTへお越しください。

あなたの腰痛の「真の原因」を解剖学的な視点から分析し、ただの筋トレやストレッチではない、あなただけの機能的な身体作りをサポートいたします。

体験のご予約はコチラ

参考

GRAY COOK: EXPANDING ON THE JOINT-BY-JOINT APPROACH, PART 1 OF 3

無料カウンセリング COUNSELING

カウンセリングのイメージ画像 | REXST

「雰囲気を知りたい」
「パーソナルトレーニングってなに?」
「私でも受けられるの?」

REXSTではそんな疑問や不安を抱えておられるお客様のために、
体験セッションやご利用前の無料カウンセリングを実施しております。
まずはお気軽にお問い合わせいただき、
あなたのお悩みや目指したい身体についてお聞かせください。

お問い合わせ

まずはあなたの身体の
お悩みや疑問・質問など
気軽にお問い合わせください。
まずは「話を聞くだけ」でも大歓迎です!
「ジムの雰囲気を知りたい」
「トレーナーと話してみたい」
そんな方は、ぜひ無料カウンセリングへお越しください。
無理な勧誘は一切しておりませんのでご安心してお申し込みください。
またご利用をお考えの方は、初回のみ特別価格で受けられる体験セッションも
ご用意しております。
お問い合わせフォームより気軽にお問い合わせください。