放置厳禁!股関節がポキポキ鳴るのは関節の異常のサインかも?
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大阪・蒲生エリア、蒲生四丁目のパーソナルコンディショニングジムREXSTです。
「立ち上がるときに、股関節がポキッと鳴る」 「足を組もうとすると、決まってコキッと音がする」
40代、50代の皆さん。日常生活で、股関節から不定期に聞こえる「ポキポキ」という音を、単なる「関節の癖」や「一時的な現象」として見過ごしていませんか?
忙しい毎日の中、痛みがない限り、体の小さなサインはつい後回しになりがちです。しかし、この股関節の「ポキポキ音」は、関節の構造や機能に何らかの異常が発生し始めているサインかもしれません。
今回は、なぜ女性に股関節のトラブルが多いのか、ポキポキ音のメカニズム、そして大切な股関節を守るために今日からできるインナーマッスルトレーニングの重要性について、専門的な視点から解説します。
なぜ女性に股関節のトラブルが多いのか?
女性の体は、男性に比べて股関節に負担がかかりやすい構造的・生理的な特徴を持っています。
1)骨盤の構造と広さ
女性は出産のために骨盤が横に広く、大腿骨(太ももの骨)が斜めに入り込む角度(Qアングル)が男性よりも大きくなる傾向があります。この角度が大きいと、歩行時や動作時に膝が内側に入りやすく、股関節にねじれや不均等な力が加わりやすくなります。
2)ホルモンバランスの変化
40代以降は、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少する時期です。エストロゲンには骨や軟骨の健康を保つ働きがありますが、減少することで関節軟骨がすり減りやすくなったり、関節を支える靭帯が緩みやすくなったりするため、股関節の不安定性が増し、トラブルのリスクが高まります。
3)潜在的な「先天性股関節疾患」のリスク
日本人女性には、生まれつき股関節の受け皿である臼蓋(きゅうがい:ソケット部分)が浅い「先天性臼蓋形成不全」の傾向を持つ方が少なくありません。若い頃は無症状でも、加齢や生活習慣による負荷が蓄積されることで、40代以降に痛みが顕在化しやすいという特徴があります。

股関節が「ポキポキ」鳴る機序と原因
股関節のポキポキ音は「弾発股(だんぱつこ)」と呼ばれる現象であることが多く、以下のような種類があります。
1.関節外で鳴る音
最も一般的なポキポキ音で、筋肉や腱と骨の摩擦により音が鳴っている可能性があります。特に股関節の外側や前方で鳴ります。
<メカニズム>
股関節を曲げ伸ばししたり、脚を回したりするときに、外側の腸脛靭帯や大腿筋膜張筋や前側の腸腰筋などが、その下にある骨の突起部(大転子や大腿骨頭など)を乗り越える際に摩擦やひっかかりが起こり、「ポキッ」というような音が発生します。
<原因>
運動不足や長時間の座位により、これらの腱やその周辺の筋肉が硬くなり、滑りが悪くなっていることが主な原因です。この場合、痛みは伴わないことが多いですが、放置すると腱の炎症や損傷につながる可能性があります。
2.関節内で鳴る音
より注意が必要なケースで、関節内での異常の可能性があります。股関節の奥の方で鈍い音がしたり、痛みを伴ったりすることがあります。
<メカニズム>
関節軟骨の一部である関節唇(かんせつしん)の損傷や、関節内の靭帯の緩みなどから音がする場合、または関節内の気泡が弾ける現象などが考えられます。特に軟骨の損傷がある場合、関節が不安定になり、動かすたびに異常な摩擦やひっかかりが生じます。
<原因>
繰り返される不適切な動作、臼蓋形成不全による構造的な不安定さ、または激しい運動による関節への強い衝撃などが原因となります。このタイプのポキポキ音や痛みを放置すると、変形性股関節症へと進行するリスクが高まります。
股関節を守るために不可欠な「インナーマッスル」トレーニング
ポキポキ音のタイプにかかわらず、股関節の異常を根本的に解決し、進行を予防するために最も重要なのが、股関節の「安定性」を取り戻すことです。その鍵を握るのが、股関節周りのいわゆるインナーマッスルです。
●大転子を安定させる「中殿筋(ちゅうでんきん)」
お尻の横にある中殿筋は、歩行時に骨盤がグラグラしないように水平に保つ役割や、股関節が内側にねじれるのを防ぐ役割を持っています。この筋肉が衰えると、股関節の安定性が失われ、腱と骨が摩擦しやすくなったり、関節に不均等な力がかかりやすくなったりします。
●関節を内側から支える「深層外旋六筋(しんそうがいせんろっきん」
股関節の最も深いところにある小さな筋肉群で、股関節の動きを細かく制御し、関節の受け皿(臼蓋)の中心に大腿骨頭をしっかり引きつけて安定させる「スタビライザー」の役割を果たします。
長時間のデスクワークや運動不足でこれらのインナーマッスルが機能しなくなると、アウターマッスル(太ももの筋肉など)が過剰に働き、硬くなって腱の摩擦(ポキポキ音)を引き起こしたり、関節の不安定さを放置して軟骨の損傷を招く可能性があります。

まとめ:ポキポキ音を放置しないこと
「股関節がポキポキ鳴る」というサインは、体からの「助けて」というサインかもしれません。特に40代・50代の女性は、構造的・生理的な理由からそのサインを見逃すべきではありません。
放置すれば、やがて本格的な痛みや変形性関節症につながる可能性があります。大切なのは、股関節の安定性を支えるインナーマッスルを正しく機能させ、機能的な身体を取り戻すことです。
REXSTでは、構造的な弱点(臼蓋形成不全など)を抱える方でも関節に負担をかけずにインナーマッスルを強化し、機能的な身体を取り戻すためのオーダーメイドプログラムを提供しています。
「ポキポキ音」を放置せず、今からしっかりと股関節を守るための機能改善を始めましょう。それが、10年後、20年後に痛みなく歩き続けるための健康への投資です。お気軽にご相談ください。
<参考>
・臼井大記. “弾発股(ばね股)”. https://oogaki.or.jp/orthopedic-surgery/lower-limbs/snapping-hip/ (参照日: 2025年10月22日)
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